企業内起業・第二創業推進事業 『IOTシティー・つやまバレー』
IKOMAオープン・ラボとは?
津山市が掲げる次世代の都市のかたち『スマートシティ(※)つやま』。
この取り組みのひとつとして、ICTなどを活用して生産性向上を図る『スマート製造』が進められています。
《IKOMAオープン・ラボ》は、津山市の企業 IKOMAロボテック/アイダメカシステム/マキシステム の3社で開設した一般開放型の研究施設です。
この試みは、企業や個人から発生した課題を、産学官が連携して解決し、実際の企業活動を通じて、新たなイノベーションの創造を促すために発足しました。
「アイデアはあるけどハードやノウハウが足りない」
そんな想いを抱える、地域で活躍する産業人の受け皿が《IKOMAオープン・ラボ》です。
地域で活躍する産業人の底あげを図り地域に還元することで、《地域における創業・新事業創出事業》を推進し、津山圏域全体の活性化へつなげます。
※スマートシティとは
ICTなどのデジタル技術を活用して、企業や住民の利便性・快適性の向上を目指す都市。
IKOMAオープン・ラボの5つの特長
01
モノづくりに特化した技術面・設備面での企業サポート
04
モノづくり異業種間での情報提供
02
新たに起業をお考え方の起業計画や改善相談
05
実現可能な計画への資金サポート ※審査有
03
協賛企業からの技術開発支援とデモ機でのシミュレーション
事業内容
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地域企業が抱える課題を入手し、課題解決を模索、テーマを設定します。
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地域企業や教育機関と連携し、情報を共有・交換しながら課題解決の活性化を図ります。
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課題解決への計画を立案し、解決事例を蓄積するとともに、開示・報告します。
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地域企業が抱える生産性向上への課題を探り、創業・新事業創出を推進します。
<テーマ例>
①IoT技術の活用と通信網の整備 ≪遠隔監視メンテナンスシステム≫
▶︎IoT技術や高速通信を活用した、ロボットシステムのリモート管理やメンテナンスなど、ユーザーとやりとりのオンライン化を進め、即時性の向上・サービスの向上・生産性向上の合理化に役立てる。
②ロボットソフトウェア技術開発
▶︎ロボットの操作性と精度を高めるためのソフトウェアを技術開発し、ハードとソフトを融合させ、ロボットの応用範囲を広げていく。
③ロボット技術の拡張と展開
▶︎地域の活性化や少子高齢化対策として、『スマート農業』などの幅広い分野で、ロボット技術の展開を推進する。
設備・機器紹介
IKOMA ロボテック内の充実した設備・機器
名 称:立形マシニング VM53R
用 途:切削による部品加工
メーカー名:OKK
名 称:NC旋盤 QT-COMPACT 200MY
用 途:旋削による部品加工
メーカー名:ヤマザキマザック
名 称:NC横型フライス YZB88SG
用 途:切削による部品加工
メーカー名:山崎技研
名 称:ワイヤー放電加工機 HS-70A
用 途:精密部品の切り出し
メーカー名:ブラザー工業
施設概要
IKOMA オープン・ラボ
〒708-0016 岡山県 津山市戸島 634-28
(IKOMA ロボテック内)
[TEL] 0868-28-7533
[FAX] 0868-28-7534
特任者:1 名+アドバイザー:複数名
創業希望者の方へ
実際の企業活動を通じた実践と、スマート製造の強みを活かしたラボで、
新次代のモノづくり・街づくりに向けた創業を目指してみませんか?
メリット1
モノづくりに関する、実現可能な起業相談などの問い合わせに対し、積極的に回答します。
メリット2
ラボの拠点であるIKOMAロボテック工場内の、さまざまな機械設備が利用可能です。
例えばこのような製品を生み出すことができます。
ご利用の流れ
01
フォーム または
電話による問い合わせ
02
施設見学・事前面談
03
利用開始
※起業希望の場合、面談及び企画書等の提出必須
地域企業の方へ
津山圏域を活気あふれる街へ成長させる取り組みに、一緒に参加しましょう!
メリット1
創業・新事業創出しやすい場を設けることで、若者のUJIターンを促し、津山圏域の人材不足解消に貢献します。
メリット2
解決事例を情報共有することで、参画企業の技術開発・生産性向上にも貢献します。
教育機関の方へ
産官学連携を希望する学校関係者の方、お気軽にご相談ください。
メリット1
モノづくり分野を目指す生徒さんの就職先の選択肢が広がります。
メリット2
生徒さんの起業計画の具現化が可能となり、将来あとに続く後輩の選択肢も広がります。